【Magic】面白デュエル【昔話】

過去のデュエルの中には色々なあり得ないエピソードがある。
今回はそれを軽く紹介してみるテスト。

●「呪われた巻物/Cursed Scroll」※1で２０点

９９年、テンペスト・ウルザの時代。
この時のデッキは赤単。
秋田県某市での大会の決勝卓にて。
対戦相手は青単ヨーロピアンブルー。
１戦目を勝って、迎えた２戦目。
先攻は勿論対戦相手で１T目は島を置いてEND。
後手１T目にこちら、「呪われた巻物/Cursed Scroll」をセット。
先手２T目、３T目と「Chill / 寒け」※2を張ってドヤ顔の対戦相手。
赤マナのスペルが+④マナになり、何もできないので「呪われた巻物/Cursed Scroll」起動。
見た目の確率は1/8。
しかし、これが見事に当たる。
その後も毎ターン「呪われた巻物/Cursed Scroll」を起動。
ほぼミスなしで毎回当たるランダムカード。
笑いを堪えるギャラリーとただただ不思議がる相手を尻目にこれを10回。
それだけで勝利したｗ

カラクリは毎ターン７～８枚ある手札に「モグの下働き/Mogg Flunkies」が３枚。
後半は４枚目を引いてきてたｗ
それでも4/7or8の確率なんだけど、
「8枚中、上から何番目？」
と聞く前に相手の心理を読んで、シャッフルで相手が言いそうな順番に「モグの下働き/Mogg Flunkies」をセット。
ちなみに当時はランダムカードって、↑のように決めてた。
今は大抵ダイスを活用するから、無理な戦術だよねｗ

※1
Cursed Scroll / 呪われた巻物 (１)
アーティファクト
(３),(Ｔ)：クリーチャー１体かプレイヤー１人を対象とする。カード名を１つ指定する。あなたの手札からカードを１枚、無作為に公開する。そのカードが指定されたカードであった場合、呪われた巻物はそれに２点のダメージを与える。　
※2　
Chill / 寒け (１)(青)
エンチャント
赤の呪文は、それを唱えるためのコストが(２)多くなる。


●預言者プレイで一撃２０点
時代はウルザ・インベイジョンあたり。
秋田県秋田市で開かれた大会の決勝卓。
オレのデッキは赤白ｔ青のアーティファクトビッグマナ系。
対戦相手は緑青のリス対立※1。

こちらはマナアーティファクトを出すだけで、終盤になって相手のリス対立コンボが決まる。
相手のライフは丸々２０点で場にはリスがいっぱい。
対してこちらのライフは９点、場には１５マナと「Mirari / ミラーリ」があるだけ。
次のターンになれば、確実に負けの状態。
この時代はマナバーンが健在。
それでもアップキープに１５マナを捻り出す。
困惑する対戦相手に対して、「このTOPはUrza’s Rage / ウルザの激怒だからｗ」
とサッパリ根拠もないけど、無駄に自信満々に宣言。
んで、ドローがデッキに１枚だけ入れてた「Urza’s Rage / ウルザの激怒」※3。
そのままキッカー＆コピーで２０点与えての大逆転勝利。

この予言にカラクリは特になし。
ただ考えうる最善の手を行ったら、たまたまTOPに「Urza’s Rage / ウルザの激怒」があっただけｗ
予言については単なる希望的観測。
引いてる自分が一番驚いてたしｗ
ギャラリーや対戦相手にマークドを疑われるも、そんなバレバレな反則は一切していない。
そもそもギャラリー背負ってそんな真似できるワケない。

ちなみにこの前後にも似たような予言をここぞって時に何度かして、当たり前のように予言通りのカードを引いて勝ってる。
「このTOPが～だからｒｙ」
はただの希望的観測だったんけど、何度も当たるので変態と揶揄された記憶。
ギャラリーを盛り上げる為のただのパフォーマンスなのに！


※1
Opposition / 対立 (２)(青)(青)
エンチャント
あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャー１体をタップする：アーティファクト１つかクリーチャー１体か土地１つを対象とし、それをタップする。
※2
Mirari / ミラーリ (５)
伝説のアーティファクト
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、あなたは(３)を支払ってもよい。そうした場合、その呪文をコピーする。あなたは、そのコピーの新たな対象を選んでもよい。
※3
Urza’s Rage / ウルザの激怒 (２)(赤)
インスタント
キッカー(８)(赤)（あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(８)(赤)を支払ってもよい。）
ウルザの激怒は、呪文や能力によっては打ち消されない。
クリーチャー１体かプレイヤー１人を対象とする。ウルザの激怒は、それに３点のダメージを与える。ウルザの激怒がキッカーされていた場合、代わりにウルザの激怒はそれに１０点のダメージを与え、そのダメージは軽減されない。